エネルギーをデバッグして変えると現実も変わる Akiさんインタビュー

マルチプルアバンダンスのファシリテーター&プラクティショナー・Akiさんは、マルチプルアバンダンスをきっかけにしてヒーリングの道に入られたといいます。

今回は、そんなAkiさんがいかにしてマルチプルアバンダンスに出会ったのか、Akiさんが思うマルチプルアバンダンスの魅力、そしてファシリテーターとして教える理由など、Akiさんにインタビューしてお話を伺いました。

目次

プロフィール

Akiさん

Web開発エンジニアを行いながら、ヒーリングを学び、実践している。

実生活、社会生活に活用できる、スピリチュアル・ヒーリングを自身の生活を通じて探究している。

エンジニアの経験を活かした、ヒーリング技法の細やかな使用方法の説明、解説を得意としています。

東京吉祥寺在住。

意識をクリアにしたいという思いからヒーリングへ

ーー本日は、「ベルガマヒーリングフェスタ2022[編集注:2022年9月に開催されたイベント]」ワークショップDAYで講師で登壇されるAkiさんにインタビューさせていただきます。よろしくお願いいたします。

Akiさん(以下、敬称略):よろしくお願いいたします。

ーー早速ですが、自己紹介をお願いしてよろしいでしょうか?

Aki:Akiという名前でヒーラーとしています。ベルガマを中心に、ヒーリングのセッションのご提供や、実践会や練習会の開催、またマルチプルアバンダンスやマイティピュリフィアの講座の開催をしています。普段は、Web開発のエンジニアもしています。

ーーまずは生い立ちから伺っていこうと思います。Akiさんは昔からスピリチュアルに関心を持たれていたのでしょうか?

Aki:子供の頃からスピリチュアルや霊的な領域に関心は持っていましたし、そうしたものに関する本も読んでましたが、いわゆる霊感的なものは開いていなかったと思います。

むしろ、私は五感のセンサーも弱かったです。家庭環境や学校環境が荒れ気味だったこともあって、その場の空気や人の感情を感じ取ったりするセンサーを全部シャットアウトしていました。ですから、人の気持ちに気づきにくかったり、場の雰囲気に恐れを抱いてしまったりすることが多かったです。

ヒーリングを始めてから、「かなり鋭敏だからこそ、センサーを閉じることで、荒れている環境の中から身を守っていた」と言われたことがあります。今こうやって霊感を活用しているということを考えれば、これは筋の通っている話だなと納得していますね。

ーー鋭敏だからこそセンサーを閉じてらっしゃったのですね。子供の頃からスピリチュアルに関心をお持ちだったとのことですが、具体的にはどんな関心をお持ちだったのですか?

Aki:読んでいた本で言えば、瞑想法やヨガ、インド哲学的な方面についての本を読んでいました。これは、荒れ気味の環境にいたので、意識をクリアにしたいという望みがあったのだと思います。

本を読みながら、いわゆる瞑想のようなこともして見ていました。ですが、本に書いてあるような境地に達するには、ナチュラルサイキック[編集注:生まれつき超感覚が強い人のこと]の人でも数十年単位で修行しないといけないと思い、大きなハードルを感じていました。

ーーその後、Akiさんはヒーリングに出会うわけですが、Akiさんはいつ頃ヒーリングと出会ったのでしょうか?

Aki:5年ほど前です[編集注:2022年時点]。最初にマルチプルアバンダンスを習いました。

10代の終わり頃から、誘導瞑想やヘミシンクといったツールを使って意識をクリアな状態にすることに興味を持っていました。そこから徐々に、スピリチュアルに関する本を読んだり、ワークショップに出たりするようになりました。

その後、高次元エネルギーのアチューンメント[編集注:特定のエネルギーを使えるようにする伝授のこと]に出会いました。身体的・意識的に明確な変化を感じたり、アチューンメントでエネルギーを自分でも体感することができたんですね。こういうエネルギーは本当に感じられるものなんだなと思って、これをもっと探求したいと思うようになりました。

そんな中で、アチューンメントで単にエネルギーを流すだけではなく、もっと体系化されて整理された技法を学びたいと思うようになりました。それで、何を習おうか色々調べているうちに、5年ほど前に出会ったのがマルチプルアバンダンスでした。

ーー今振り返ってみて、ヒーリングを学んだ動機は何だったと思いますか?

Aki:自分を癒したいという動機もありましたが、意識に関する技術や瞑想を人生をかけて探求していきたいという動機もあったと思います。

幼少期に苦しんでいたのも、今となってみれば、「苦しい体験をあえて生み出す家庭に生まれて、自分を使って自分を癒していく」という状況を設定していたのではないかとも感じています。ヒーリングを探求するために、自分自身をテーマとして活用していたんだろうなと。私は一貫して、霊的な世界や霊的摂理に基づいた癒しを探求したかったのだと思います。

現実創造の起点となったエネルギーを解析してデバッグする

ーーマルチプルアバンダンスを学んでいく上で、難しかったことは何かありましたか?

Aki:最初は、自分が何を見ているのかが分からなかったり、「これは本当にうまく見れているのかな」と疑問が浮かんでしまうことがありましたね。「本当にエネルギーが流れているのか」と疑問に思ったこともありました。

ーーそれはどのように克服していったのですか?

Aki:他の方とワークをしたり、講座の再受講をしたりする中で、他の人と全く同じ見え方をしているというので自信をつけてきたところはあります。

また、「自分の思い込みが解放されたと思ったら、その後に現実に変化が起きた」というような体験を積み重ねることで、正しいものを見ていたのだと思えるようになっていきました。

ーーそこからAkiさんはマルチプルアバンダンスをどんどん学ばれていきましたが、マルチプルアバンダンスを学んだことによる変化にはどんなものがありましたか?

Aki:1番分かりやすい変化は仕事です。

マルチプルアバンダンスを受講した当時の私は、ITエンジニアとしていわゆる下請け企業にいて、なかなか融通も利かない、残業も多い、自分の力も発揮できないという職場で働いていました。

マルチプルアバンダンス初級の「自分のこれまでの人生が、常に自分の第一希望で叶ってきたことを知る」プログラムなどで観ていくと、高度成長期を生きた親が持っていた歪んだ思い込みをそのまま受け継いでいたり、がんじがらめなのに「石の上にも3年」と思って留まり続けようとする自分がいたりとか、様々な要因が観えてきました。

それらを解放していくと、自分の理想の働き方に近づいていったり、自分のITスキルを必要としてくれる方々との出会いが増えたりと変化が生まれていきました。

ーーありがとうございます。Akiさんはマルチプルアバンダンスのプログラムを使い込んでおられますが、日頃の使い方の実例をぜひ教えてください。

Aki:例えば、英語を学ぶことにブロックがあると感じたら、「自分のこれまでの人生が、常に自分の第一希望で叶ってきたことを知る」プログラムで観てみます。そこで「英語を学ぶことは良くないことだ」という戦時中の祖父母の思考の影響を受け継いでいるのが観えてきたら、他のプログラムで浄化していきます。このように、現実創造の起点となったエネルギーを解析してデバッグするという使い方をよくしています。

他にも、私はITエンジニアのフリーランスとしても働いていますが、フリーランスだと職場が変わる際によく面談をするんです。面談の最中にリアルタイムに上級の「今回の人生でより高次の可能性を自分が選んだ場合に知り合う予定の人や場とのリコネクション」を使うと、目の前にいる人が高次の可能性とつながる人だと分かったこともありました。このように、関わりはどこにつながっていくのかを観ていくために使うこともありますね。

ーーずばり、マルチプルアバンダンスの魅力はどんなところにあると感じていますか?

Aki:他のモダリティでは、自分の力で何かのエネルギーにつながって操作するという方法が採用されていることが多いと思います。こういう方法だと、自分の力でエネルギーにうまくつながれなかったら癒しが起こせないことになります。

他方、マルチプルアバンダンスは、プログラムである程度オートマチックに癒しをもたらしてくれます。プログラムを使って体験しながら学びを深めていく方が、現代的で、習熟が早いのかもしれないと思っています。

本来の願望を実現できる方々を増やしていきたい

ーー現在、Akiさんはファシリテーターとしてマルチプルアバンダンスを教えていらっしゃいます。なぜAkiさんはファシリテーターとしてヒーリングを教えようと思ったのでしょうか?

Aki:変な話ですが、自分が何かを伝えないことで、世界が悪くなる方向につながってしまうんじゃないかという危機感を持っているところがあります。

ーーそれはどういうことでしょうか?

自意識が強いのかもしれませんが、自分がこれまで培ってきたことは、周囲の人やこれから出会う人が必要としていることかもしれません。もし自分が伝えないことで、その人が本来得るべき情報を得られなかったとしたら、世界は悪くなってしまうんじゃないかと思うんです。

それに、ヒーリングをしていく上で、自分が歪んでいると世界にもネガティブに反映されるということを経験してきています。だからこそ、もし自分に伝えるべき情報があるならば、それを必要としている人に伝えていきたいと思っています。

ーー話は変わりますが、ベルガマヒーリングフェスタ2022では「アバンダンスを阻むエネルギーを癒そう」というテーマでワークショップをしていただきます。このワークショップでどんなことをしていくのか、ぜひご説明ください。

Aki:このワークショップでは、初級の「自分のこれまでの人生が、常に自分の第一希望で叶ってきたことを知る」プログラムを使って、自分の顕在意識の望みとは違った状況が生み出されてしまっている部分をリーディングし、他のプログラムで癒すことに取り組みます。これは基本中の基本の使い方ですが、プログラム同士を組み合わせて観ていくということに取り組んでみようと思います。

また、プログラムを利用する際に、なるべく細かく条件指定をして観てみるということに取り組んでみます。瞑想するとなると、つい意識をボーッとさせる方に向いてしまう方も多いと思うのですが、意識の解像度をより細かくするためのフックを入れた方がリーディングの精度が上がります。

その他、ノートを取ることなど、細かなコツについてもお話ししてみようと思います。

ーーこの内容にしようと思われた理由は何でしょうか?

Aki:マルチプルアバンダンスのプログラムは「こう使ってください」という細かな指定があるわけではありません。自由度の高さが良いなと思う一方で、習いたての人だと困惑してしまうことがあるかもしれないとも思います。

私自身は、上手く使うためのコツを他のヒーラーさんからシェアしてもらうことでレベルアップしてきた時期がありました。ですので、私が知っている色んなコツをどんどんお伝えしていければと思います。

特に、「自分の人生が今までどのような意図に基づいて作られていたのかを理解し、望んでいる人生の方に変えていきたい」という方にぜひ受講していただければと思います。

すでにマルチプルアバンダンスを深く学ばれている方でも、「自分のこれまでの人生が、常に自分の第一希望で叶ってきたことを知る」プログラムを起点にすると、ほんの些細なことからでも自分の歪んだ価値観が見えてくることもあるということを体験してみていただければと思っています。

ーーそろそろインタビュー終了のお時間となりました。Akiさんのヒーラーとしての今後の展望をお聞かせいただけますでしょうか?

Aki:これまで、自分自身をテーマにヒーリングして、社会生活を変化させたりキャリアアップしたりしてきました。これからは、私の学んできたことをお伝えしていくことで、本来の願望を実現できる方々を増やしていければと思います。そのために、マルチプルアバンダンスの講座だったり、実践会や練習会だったりを開催していきたいと思います。

ーー最後に、Akiさんがヒーリングのどこに面白さを感じているのかをお聞かせください。

Aki:エネルギーをデバッグして変えると現実も変わる、そして自分も成長していくということをどこまでもやっていけるところが面白いと思っています。現実を探求していくための手段であるところが面白いと思っていますね。

しかも、それが現代の日本社会だけで通用することではなく、霊的摂理という、この宇宙の最も根本的なレベルで探求していけるというのが魅力だと感じています。

(聞き手:ベルガマ編集部・K)


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