ベルガマヒーリングフェスタ2022でヒーリングのセッションをご提供いただくたかすぃ〜さんは、ヒーラーだけはなく、リラクゼーションセラピストとしても活動されています。
今では癒しの道に邁進されているたかすぃ〜さんですが、ヒーリングに出会ったきっかけには、奇病で仕事をやめざるを得なかったという体験があったそうです。
たかすぃ〜さんがいかにして癒しの道に足を踏み入れたのか、そしてたかすぃ〜さんが癒しをご提供するモチベーションはどこにあるのか。今回はたかすぃ〜さんの姿に迫りました。
プロフィール
舞台演出家、リラクゼーションセラピスト、ヒーラー。
長年舞台演出と共に演劇における教育的要素を用いた演劇教育に携わりながら、リラクゼーションセラピストとしてボディメンテナンス、ヒーラーとしてメンタルメンテナンスに取り組む。
奇病で働けなくなった後にヒーリングと出会った
ーー本日は、ベルガマヒーリングフェスタ2022でヒーリングのセッションをご提供いただく、たかすぃ〜さんにインタビューさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
たかすぃ〜さん(以下、敬称略):よろしくお願いいたします。
ーー最初に、自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?
たかすぃ〜:たかすぃ〜と申します。現在はリラクゼーションセラピストとして揉みほぐしの仕事をする傍ら、ヒーリングにも関わっています。
ーーありがとうございます。ヒーリングに出会われたのはいつ頃でしたか?
たかすぃ〜:ヒーリングに出会ったのは2018年でした。
ヒーリングに出会う前、背骨が化膿して柔らかくなってしまうという奇病になってしまい、2ヶ月間入院することになりました。退院して半年ほどはリハビリ生活だったので、前の仕事ができなくなってしまいました。
次はどんな仕事をしようかと迷って、占い師のところに行きました。その時、スピリチュアルカウンセラーだという占い師に「あなたはこっち側の人間ですよ」と言われたんです。私は占いに行く時はセカンドオピニオンを聞くようにしています。そこで他のスピリチュアルカウンセラーに聞いたら、「確かにできなくもない」と言われました。その方はシータヒーリングもやっている方で、ヒーリングもやってもらいました。
その時、思考パターンの置き換えをしてもらったら、筋肉反射テストの反応も変わったし、自分の状態も変わったしで、本当にびっくりしました。
それでヒーリングに興味を持って、ネットで調べて見つけたインストラクターさんからシータヒーリングを学びました。
ーー大変な経験をされたのですね。ヒーリングを学んでみていかがでしたか?
たかすぃ〜:最初のクラスが始まる時、インストラクターさんに「ヒーリングをすることに負い目があります」ということを言いました。その時はまだヒーリングのことを全然知らなくて、ヒーリングは楽してステップアップするような印象を勝手に持っていました。だから、「今苦しんでいるのは生前にブループリントとして書いてきたことなのに、きちんと乗り越えるのではなく近道してしまうのは負い目です」と話したんです。すると、インストラクターさんに「今からでもやめることはできますよ」と言われました。「とりあえずやります」と答えて、クラスを受講することにしました。
実際に習ってみたら、最初の印象とは違ってものすごく理論的でした。まやかしのようなものではありませんでした。それがカルチャーショックでしたね。
その後、ヒーリングの勉強をすると同時に、リラクゼーションセラピストとして揉みほぐしの仕事も始めました。
ーー世の中には「ヒーリングなんて怪しい」と思われる方も多いですが、たかすぃ〜さんは怪しいとは思われなかったのですか?
たかすぃ〜:誤解を恐れずに言うと、元々、胡散臭いものが大好きだったんです(笑)。オカルトや心霊現象を素直に受け入れていました。実際、金縛りにもかなり遭いましたし、幽霊にいたずらをされることもよくありました。こういう体験をしてきたので、ヒーリングが嘘だとは思わなかったです。むしろ逆に、ヒーリングを身につけて楽に人生を生きてしまう方が負い目のように思っていました。
マイティピュリフィアを使っていくうちに、「現実は自分の第1希望が叶ったもの」ということが理解できた
ーーその後、たかすぃ〜さんはマイティピュリフィアやマルチプルアバンダンスを学ばれたと伺っています。日頃どのようにヒーリングを使っておられるのかをぜひお聞かせください。
たかすぃ〜:最近、マイティピュリフィアを使ってダクトボックスを作るという使い方を思いつきました。飲食店のガスレンジの上にあるようなダクトボックスで、それが癒しの源につながっていて、ネガティブなエネルギーを私が吐き出したら吸い込んでくれるとイメージするんです。
先日、車を運転していて、急いでいるのに前にノロノロ運転する車が入ってきたんです。すごくイライラしていたんですが、ダクトボックスにイライラのエネルギーを投げていたらだんだん落ち着いてきました。そのままマイティピュリフィアにつながっていたら、車につけていた交通安全のぼんぼりがふっと目立って見えました。「このまま慌てて運転していたら事故を起こしていたんだ、だから前に車が入ってくれたんだ」と思えて、前の車にむしろ感謝しました。
ーーダクトボックスを作るとは面白い使い方ですね。
たかすぃ〜:他にも、「ハートブーメラン」というものをマイティピュリフィアで作るのも最近思いつきました。誰かに負の感情を投げれば、ブーメランのように負の感情が戻ってきいます。だったら、ハートを投げちゃえと思って。「この人、何か嫌だな」と思ったら、ネガティブな感情をダクトボックスに入れた後に、相手に向かってハートブーメランを投げるんです。そうすると、相手の顔が柔和になります。
それから、揉みほぐしの仕事をする時にマイティピュリフィアでお客様の筋肉に「大丈夫だよ」と伝えると、スッとほぐれる瞬間があります。また、シータヒーリングで創造主[編集注:ありとあらゆるものを構成する根源のエネルギーのこと]とつながって、愛のエネルギーをお客様に送ると、施術中にお客様が寝てしまう率がとても高くなります。私まで眠くなってしまいます(笑)。
ーーヒーリングを実践することで、たかすぃ〜さんはどんな変化を体験されましたか?
たかすぃ〜:実は、自分をヒーリングしていったことで、かえってメンタルの調子を崩してしまったことがありました。それまでは「応用演劇」と呼ばれる、自己解放やコミュニケーション能力のアップを目的とした演劇の使い方を学校などで教えさせていただいていました。でも、「先生」と呼ばれるようになって、聖人君子的に振る舞わなきゃいけないとだんだん思い込むようになっていたんです。そういう縛りをどんどん解放していったら、今度はなぜか興味もモチベーションもまったく持てないようになってしまいました。
でも、マイティピュリフィアに出会って継続的に使うようになってから、いったい何が起こっていたのかに気づきました。
私の場合、メンタルが不調だと言えば嫌な付き合いも断れるし、興味がないことはしないでも許されるという境遇が成立してしまっていたんです。「自分は本当はこうなんです」と自己主張するよりは、メンタルの調子を崩してしまう方が楽だったのだということに気づきました。当時は分からなかったのですが、マイティピュリフィアを使っていくことで「これも第1希望が叶っていたんだ」と理解できました。
付加価値をつけるのではなく、その人の中にあるものを引き出す
ーーベルガマヒーリングフェスタ2022では、マイティピュリフィア体験セッションをご提供いただきます。このセッションをどんな方にお届けしたいですか?
たかすぃ〜:私の好きな話に、「アフリカのサルを捕獲する方法」という話があります。サルを捕まえる時、に見せつけるんです。その後サルの腕がちょうど隙間なく入る穴の奥にエサを入れるのをわざとサルで物陰に隠れて、サルが穴に手を入れるのを待ちます。いよいよサルがエサを掴んだ瞬間に出ていくと、サルはエサを握って握りこぶしを作ってしまっているから、握りこぶしが引っかかって腕を抜くことができません。エサを手放せば抜けるということにサルは気づかないんですね。それでまんまと捕まってしまうというわけです。
本当は手放せば解決するのに、手放していないから辛い状況にはまり込んでしまっている。そんな人が手放して解放されるお手伝いをできればいいかなと思っています。
ーーありがとうございます。たかすぃ〜さんはヒーラーとしてもリラクゼーションセラピストとしても活動されていますが、「癒し」に携わるモチベーションはどんなところにあるのでしょうか?
たかすぃ〜:私は演劇の演出もやっていますが、「どうやったらこの役者を輝かせられるかな?」「この役者の普段見せていない顔をどうやったら引き出せるかな?」ということにとても興味があるんです。ポテンシャルを引き出すということが面白いと思っていて、付加価値をつけるのではなく、むしろその人の中にあるものを引き出すことに関心があります。
私にとっての癒しも同じで、その人の中にあるものが引き出される瞬間に立ち合いたいというのがモチベーションとしてあります。
ーー最後に、たかすぃ〜さんの今後の展望についてお聞かせください。
たかすぃ〜:今後は、私が持っている技術のすべてをご提供できるサロンを開きたいと思っています。ヒーリングもあり、占いもあり、ワークショップもあり、というサロンです。私のすべてをご提供できる場を作っていきたいと思いますね。
(聞き手:ベルガマヒーリングフェスタ2022事務局・K)
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