マイティピュリフィアのディストリビューター＆マルチプルアバンダンスのファシリテーター・Miboさんは、理系出身の現役エンジニアでありながら、ヒーラー、占い師としても活躍されています。
かつて占いジプシーの時代もあった、と話してくださったMiboさん。
いかにしてそこからプロのヒーラー・占い師になられたのか？
そしてヒーリングを学んだことで、結婚や仕事など願いを叶えるマニフェスト力が格段にアップしたそうです。その秘訣は何だったのでしょうか？ 今回、Miboさんの生の声をお聞きしました。
プロフィール
エンジニアとしての仕事の傍ら、占い師兼ヒーラーとして活動中。
高校時代の女子校生活とエンジニアという男性社会での経験から、性を超えたフラットな目線で物事を的確に捉えることが得意。
鑑定やヒーリングセッション・各種セミナーを通してあなたの望む道がより歩きやすい道となることをお手伝いいたします。
活動拠点は神奈川県藤沢市。 Skype等の遠隔だけでなく東京都内・横浜市等、対面でのセッション・セミナーもリクエスト受付中です。
「適切な言葉を必要な人に届ける」は占いもヒーリングも同じ
ーー本日は、「ベルガマヒーリングフェスタ2022」ワークショップDAYで講師としてご登壇いただくMiboさんにインタビューさせていただきます。本日はお忙しいところお時間をいただきありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
Miboさん（以下、敬称略）：よろしくお願いいたします。
ーーまずは自己紹介をお願いします。
Mibo：占い・ヒーリングサロン「ロジカルな魔法屋さん」主宰のMiboと申します。エンジニアという仕事の傍ら、ルノルマンカードやジオマンシー・西洋占星術といった占いと、マルチプルアバンダンス・マイティピュリフィアといったヒーリングモダリティ等、様々な技術を提供する事で、お客様の気づきと歩みをサポートするサロン「ロジカルな魔法屋さん」を経営しております。
ーーありがとうございます。エンジニアと占い師とヒーラーという3つのお仕事をされているのですね。何か大変なことはありますか？
Mibo：私自身としてはそこまで大変と感じたことはありません。
平日の昼間はエンジニアとして勤務して、それ以外の時間は占い師兼ヒーラーとして活動しています。そのときどきで優先順位を決めたり、バランスをとったりするのに悩むことはありますが。
ーーいきなり素人質問で恐縮ですが、占いとヒーリングは、どう違いますか？同じところもありますか？
Mibo：同じと言えるところも、違うと言えるところも、両方あります。
占いは、カード占いは枚数が決まっていたり、西洋占星術は星が象徴しているものを読み解いて表現したり、それぞれ世界観が異なります。いわば占いそれぞれの世界観の枠組みが異なり、その枠組みが制限としてあるからこそ、時に占いが人にとってわかりやすいものとなったり、その世界観が欲しい答えの内容と合わないために、当たらなかった…なんてこともあったりします。
ヒーリングは、ヒーラー側が事象についての適切な知識を持ち合わせていれば、どんな問いに対しても、ヒーラーの価値観に思い込みが無ければ無いほど、適切な言葉を返せますから、特定の世界観に縛られることはありません。
ただ、占いにしてもヒーリングにしても、問いに対する答えはどちらも適切に導き出されるものなので、その意味では同じ部分もあります。
お客様から「これで占ってほしい」と希望されれば、もちろんまずはそれで占うのですが、途中でアプローチを変えることがお客様にとって良さそうな場合は、占術を変えることをご提案したり、占いではなくヒーリングをおすすめしたりすることもありますね。
ーー占い師でありヒーラーであるということは、Miboさんにとって強みだと思ったのですが、ご自身ではどのようにお考えでしょうか。
Mibo：占い師でありヒーラーでもある人は私以外にもたくさんいるので、その意味では別に独自性があるとは思わないです。
ただ、ヒーリング手法としてマルチプルやマイティを使えることは強みだと思いますし、男女という性差だったり年齢だったりの属性にとらわれることなく、「適切な言葉で必要な人に言葉を届けていく」ことは私の得意なところじゃないかと思っています。
ーー占いとヒーリングは、どちらを先に始められたのですか？それとも同時に出会われたのでしょうか？
Mibo：占いの方が先です。学び始めた、という点では占いを学び始めた数ヶ月後にヒーリングを学び始めたので、それほど違いはないのですが、「占ってもらう」というクライアントの立場で占いに出会ったのは、10年以上前です。あるとき、恋愛も含めて人間関係がうまくいっていなかった時期があり、そのとき占い中毒または占いジプシーというんでしょうか、どっぷりのめり込んでしまったことがありました。でも、お金もかかるし、私自身に疑いが積もるばかりになってしまって、「こういうのはもうやめよう。自分で占いを学んで、自分で占いをやってみよう」と思ったのが、学び始めたきっかけです。2018年のことでした。
それで、自分でカードを引きながら、カードの内容と実際はどうだったのか、を検証していきながら、あのとき占い師さんはどうしてその言葉をカードから表現したのかを少しずつ理解したのがスタートです。
そうやって検証していくうち、カードは当たっていても、それを解読するには技術が必要なんだと気づきました。エネルギーとしてカードが浮かび上がらせる象徴を、誤解なく言葉で表現できるかどうか。また、占う側の自分自身が疑いを持っていないかどうか。そのあたりが占い師の技術なんだな、と。
ーーエネルギーという言葉が出ましたが、占いを学び始めて数ヶ月後にヒーリングを学ぶようになって、エネルギーを読む点でヒーリングは役に立ちましたか？
Mibo：とても役に立ちましたね。
占いについて、参考書だったり文献だったりに当時頼っていたんですが、先生によって、言っていることが違うことがあるんです。そうすると、何が答えなんだろう？と勘所をつかむのが難しくて。
でも、ヒーリングを学びはじめてエネルギーを自分で読み解けるようになってからは、「先生の目線や価値観のフィルターが違うから表現が違うだけで、本質的な意味は同じだったんだ」と、見通せるようになりました。
ーーありがとうございます。ヒーリングとの出会いについてもお聞きしていいですか？
Mibo：はい。占いにはまって、ちょうどカードを自分で学び始めていた頃、あるアトリエサロンで3人の方が連携しながらセッションしてもらうという機会がありました。クライアントは私1人で、占い師とヒーラーが計3人という状態です。
1人がタロット占い、1人がルーン占い、1人がヒーリング、という組み合わせだったんですが、3人とも別々のことをやってるのに、私の持つ問題点について見えているものが同じだったんです。しかも、3人が言葉を連携しながら、お互いに補完しつつ、クライアントの気づきをうながしていく。
こういう、2人以上で占ってもらったりヒーリングしてもらったりという経験は初めてで、こんなことできるんだなって感動しましたし、そのセッションでスッと軽くなったんですよね。それに、やってることが違うのに答えがみんな同じというのは、一体どうなってるの？と知りたくなりました。そこから、そのサロンでヒーリングを学び始めました。
ーーそうなんですね。ヒーリングを学び始めていかがでしたか？
Mibo：最初はレイキヒーリングから始めたんですが、手を通して相手の方の良いところやイシューなどを体感で感じることができて、初心者ながらすごく感動しました。「私にもできるんだ！」と。
その後、シータヒーリングを学んで、マルチプルアバンダンス、マイティピュリフィアと続いていくんですが、とにかくヒーリングはめちゃくちゃ楽しい！と思いました。
自分がそれまで持っていた、疑いやしがらみや固定観念が自分を縛りつけていたからこそ、能力を制限してたんだなって分かりました。それを癒した瞬間の解放感はすごかったです。その繰り返しで、ワクワク感とドキドキ感と、変わった・変わっていく感覚がとても楽しかったです。
本質を見抜いて現実を変えるマニフェスト力を手に入れた
ーーヒーリングによって、何が変わりましたか？
Mibo：一番はマニフェスト、つまり願望実現ですね。「願いがどんどん叶っていく」って、こういうことかと思いました。
自分の思考と行動が現実を作っていきますが、ヒーリングを通して、目の前に新しい現実があらわれてきたのが、とても嬉しかったです。
たとえば恋愛についてなのですが、占いやヒーリングを始めたばかりの頃は、メディアからの情報、たとえば「男性とはこういうものだ」「だから、男性を喜ばせるにはこうしなければならない」みたいな情報に踊らされていました。ですが、そういうノウハウは相手の男性には全然ヒットしなくて。
ヒーリングをしていくうちに、自分自身を信頼していなかったからこそ、メディアなどの情報に頼ってしまったんだな、と気づきました。自分が常識だと思っていたものが思い込みに過ぎないと分かったし、それらが私のこれまでの現実を作っていたんだと。その古い思い込みを手放していくうちに、素直に本心を伝えることができるようになって、相手の本心も素直に受け取れるようになりました。
そしてスムーズに会話が進むようになったし、なんだったら会話さえ必要のない場面もあると気づいて。その空気感が生まれたことで結婚まで進展したのかなって思います。
ーーご結婚、おめでとうございます。恋愛以外にもヒーリングによって変わったことはありますか？
Mibo：ありがとうございます。はい。たとえば占いでいうと、占いのリーディング力が上がりましたし、クライアントさんの思いを含めて、全体を読み解いていく力が増したと感じますね。
あと、エンジニアとして仕事をしている会社との関わりで、人とのコミュニケーションや状況などを読み解いて、「これをこうしたら、変わるんじゃないかな？」とまるでボタンを切り替えるイメージを持つだけで、関係性が変わったり仕事がガラッと変わったり、そういう瞬間はよくありますね。
ーーそれはすごいですね。では、ヒーリングを学ぶことをおすすめしたいのはどんな方と言えるでしょうか。
Mibo：「目の前に起こる出来事を理解したい方」、それから「理解するだけでなく、行動を通して、新しい今と未来を作っていきたいと希望を持っている方」におすすめです。
ヒーリング、特にマルチプルアバンダンスやマイティピュリフィアは、「目の前に起こる出来事にはすべて理由があって、それがなぜ起こるのか？を紐解く」ところから始まります。
それがどうして起こったのか？何に影響を受けていたのか？を知れば、自身ができるアプローチ方法が変わりますし、それによって他者との関係性やご縁も変わっていくことを、ヒーリングを通して経験することができます。
さらに、ミクロなところからマクロな世界、それこそ宇宙についても知っていけます。
そういったさまざまな目線から、癒しを学ぶのがヒーリングだと思います。
ヒーリングを気軽に楽しむのもアリ
ーーMiboさんは今回のワークショップではマイティピュリフィアとマルチプルアバンダンスの講座をそれぞれ、合計2本ご担当いただくわけですが、意気込みと言いますか、このワークショップを通して伝えていきたいことをお話しいただけますか。
Mibo：はい。マイティピュリフィアやマルチプルアバンダンスを学んだ後、使わないでただ持っているだけの状態の人がいらっしゃったら、それはとてももったいないと思うんですね。
ヒーリングを「大事なものだから神棚に置いておく」みたいにしてしまわないで、身近なものとして使うことで、小さな気づきが大きな変化に変わっていくことがあります。
なので、ヒーリングを身近に楽しみながら、どんどん「自分の世界を広げていく」ってどういうことだろう？を感じていただけたらと思います。それから、「自分の世界の化学反応を楽しみながら表現する」についてもお伝えできればと思います。
ーーなるほど。ということは、Miboさんにとって、ヒーリングはとても身近なものであり、日常的にさまざまな変化を経験されているんですね。
Mibo：そうですね。ヒーリングは常に使っています。たとえば料理を作ったり食べ物を食べたりするとき、何が必要で何がベストなのか、そのときの体調や栄養状態、好みや思考を反映させたりだとか。
あと、先ほどマニフェストについて話しましたが、欲しかった情報が不意に入ってきたり、求めているものが目の前に現れるということがよくあります。それは「自分はこれが好きで、これを求めてて、だからこういう現実を用意したんだな」と、ヒーリングを通して知っていけたからだと思います。
ヒーリングとの向き合い方は人それぞれ自由で、好きに使えばいいんですが、筋トレやストレッチのような感覚で使っていくこともできると思うんですね。
どういうことかというと、「ヒーリングを使ったらこれがこう変わった」または「使わなかったらこうだった」みたいに、プロセスや結果を試してみたり、体感で感じてみる・遊んでみることは、面白いと思うんです。それも醍醐味かな、と。
そうやって楽しみながらヒーリングに親しむことで技術は幅広くなっていくと思いますし、チャレンジする能力もアップしていくと思います。
ーー今回のMiboさんのワークショップの名前にも「ヒーリングを楽しむ」という文言が入ってました。Miboさんにとっては、ヒーリングを楽しむ姿勢が大事ということなんですね。
Mibo：はい。それはすごく思ってますね。
たとえば、「穢れてるから癒さなきゃ」みたいに重く感じる人や、「穢れは大きくなければ癒す価値がない」みたいなこだわりを持っている人がいるかもしれません。
それはもちろん個人の価値観なので構わないのですが、私は、どんなことであっても気軽にお掃除感覚で浄化するという姿勢はアリだと思うし、浄化するだけじゃなくて、自分の能力や可能性などをエンハンスする［編集注：増幅させる］ことも可能なんですよね。
それこそ「これってどうしたらいいの？」という問いかけをするだけで、すぐに答えが返ってくることもヒーリングではよくあるので、そういう気兼ねないカジュアルな使い方も、どんどんやっていくといいんじゃないかなって思ってます。
それが結果的に、「大きな癒し」につながることもあるので。
ーーそれでは最後に、Miboさんから受講生の方にメッセージをいただけますか？
Mibo：今回のベルガマヒーリングフェスタは初の試みですし、私のこの講座も初めての講座なので、私を含めて講師陣はとてもワクワクしています。
そのワクワクした雰囲気のなかで、「ヒーリングって何だろう？」「使いこなすって何だろう？」を、受講生の方があらためて整理していくことができる良い機会なのかなって思ってます。
自分がすでに知っていることを確かめる、というスタンスで参加されてもいいと思いますし、新しい発見を探すというスタンスや、講師の人たちがそれぞれどうやって熟達してきたのかを読み解くというスタンスでもいいと思います。
楽しみながら、力をつけていく。そんなワークショップDAYになればいいなと思います。
ーーありがとうございました！
（聞き手：ベルガマヒーリングフェスタ2022事務局・T）
Miboさんも講師として登壇する「ベルガマヒーリングフェスタ2022」ワークショップDAYはこちら↓
