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コラム

人生は「自分育成ゲーム」── 自分軸で生きる楽しさに気づくとき

私たちは、気づかぬうちに 「誰かの物語」にエネルギーを注ぎすぎている。
かつてはテレビ、今はスマホで、芸能人やプロのスポーツ選手、歌手など、社会の選別を勝ち抜いた「特別な一握りの人たち」の活躍に夢中になる。
推し活という言葉まで生まれ、堂々と他人を応援することが正当化される時代になった。

だが、一歩引いて考えてみよう。
それが 「自分の人生を生きる」ことと、どう関係しているのか?

「意図エネルギー」を他人に預けすぎると、人生は他人のものになる

私たちの意図、つまり 「こうなりたい」「こう生きたい」 というエネルギーは、現実を創る力そのものだ。

だが、多くの人はそのエネルギーを 「自分」ではなく「他人」 に注いでしまう。
推し活、SNSのフォロワー数に夢中になること、メディアが作り上げたスターを崇めること…。

これらが一概に悪いわけではない。
しかし、その意図エネルギーが 「他人を応援すること」だけに使われているとしたら?

それはまるで、「ドラゴンボールの元気玉」のようなもの。
私たちが送るエネルギーが、特定の権力者や有名人に集まり、彼らの現実を強化する手助けをしている。
その間、 自分の人生を創るエネルギーは、ほとんど残っていない。

権力者は「意図エネルギー」の仕組みを知っている

この「意図エネルギー」の仕組みを熟知しているのが、一部の権力者たちだ。
彼らは人々の意識を、自分たちが望む方向へ向けさせるための手法を身につけている。

彼らは大衆に「消費者としての役割」を与え、
次々と新しいスターを生み出し、「見るべきもの」「応援すべきもの」を提示する。

結果、多くの人は 「自分ではなく、誰かの人生に時間を費やす」 ことを習慣化し、
自分自身を育てるエネルギーをどんどん失っていく。

結局、強い個人でいるのが得策

しかし、日本の政治家でさえ「自助(してくれ)」と公言する時代になった。
もはや「誰かが整備してくれる社会」は期待できない。

ならば、 自分を強くするしかない。
「個人が力を持つこと」を恐れる人々は多いが、それこそが 本当の自由 なのだ。

しかも、無名な自分を育てられるのは 自分だけ。

スマホを「他人応援ツール」にするか、「自分育成ツール」にするか

同じスマホを使うなら、こういう使い方がある。

– 語学アプリで勉強する
– ダイエットや筋トレの記録をつける
– 新しいビジネスのノウハウやマインドセットを学ぶ
– 書籍やオーディオブックで知識を得る

こうした「自分のための使い方」を続けていると、ある瞬間に気づく。

「結局、自分より大事な人なんていない。」

これは 「他人を軽んじる」という意味ではない。
むしろ、他の人もまた 「自分の人生の主人公」であるべきだ という理解につながる。

すべての人が自分自身を第一に尊重し、その上で社会と関わる。
そうして初めて、健全な社会が成り立つのではないだろうか。

「セルフネグレクト」が、自己愛を妨げる

だが、意外にも 「自分を大切にする」ことが難しい と感じる人は多い。

なぜか?
それは 「セルフネグレクト」 によるものだ。

人は 「自分に興味を持てない」 状態に陥ると、自然と有名人や他人の物語を追いかけるようになる。
さらに、 自己愛が欠如していると、かえってエゴイスティックになる という矛盾が生じる。

つまり、 「本当に自分を愛する」ことは、訓練が必要なのだ。

「自分育成ゲーム」の楽しさに気づくとき

自分を育てる能力のレベルを上げていくと、ある瞬間に 「気づき」 が訪れる。

– なぜ今まで「誰かの人生」に時間を使いすぎていたのか
– なぜ「自分が主人公」であることを忘れていたのか
– なぜ「自分を育てること」が、こんなにも楽しいのか

ほら、人生は「自分育成ゲーム」!
レベルを上げ、スキルを習得し、自分というキャラクターを強くしていく。
なんて奥深いのだろう。

もう、「誰かのために」エネルギーを注ぐのではなく、
「自分自身を成長させるために」エネルギーを使う時代 なのではないだろうか。

さあ、今日から 「自分のレベル上げ」 を始めよう。

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