usamimiのブログを読む
コラム

守護霊チャネリングを軽んじる人たちへの違和感

はじめに

スピリチュアルヒーリングの世界では、守護霊チャネリングなど、目に見えない存在からのメッセージを受け取ることがあります。これは、現代科学では認められていないものの、ヒーラーを通じて貴重な示唆を得られる神秘的なプロセスです。しかし、残念ながら一部のヒーラーやクライアントが、この神聖な行為を軽んじることで優越感を得ようとしている様子が見受けられます。本記事では、このような態度の背景や影響について考察します。

守護霊チャネリングが“マウントの場”になってしまう現象

本来、守護霊との対話は謙虚な気持ちで受け取るべきものですが、一部の人々にとっては、優越感を得るための手段になっているようです。

例えば、クライアントの中には、守護霊をあたかも「自分が自由に呼び出せる存在」と思い込み、チャネリング中に軽々しい質問を投げかける人もいます。さらには、得られたメッセージを「ふーん、あっそ」と冷たく流すことで、まるで自分の方が守護霊よりも格上であるかのような錯覚に浸るケースもあります。

特に興味深いのは、普段は礼儀正しく謙虚な人であっても、守護霊チャネリングの最中に態度が徐々に変化し、傲慢になっていくことがある点です。この現象は、いったいなぜ起こるのでしょうか?

上下関係と支配欲の投影

多くの場合、人間関係における「上下関係」や「支配・被支配の経験」が影響していると考えられます。特に、過去に厳しく支配された経験を持つ人は、そのフラストレーションをチャネリングに投影する傾向があるようです。

例えば、親や上司から厳しく指導された記憶がある人は、自分よりも“上”の存在(=守護霊)と対話する際に、無意識のうちに「支配される側」になることへの抵抗感を抱くことがあります。その結果、チャネリングの場で反発的な態度を取ることで、自らの立場を逆転させたように感じ、心理的なバランスを取ろうとするのかもしれません。

特に目立つ傾向のある層

筆者の経験上、特にこのような態度が見られやすいのは以下のような属性を持つ人々です。

  • 比較的若い女性または年配の男性
  • 人生が思うようにうまくいっていないと感じている人
  • 責任ある立場に就いたことがなく、ヒラ社員的な境遇が長い人
  • 家庭を持っておらず、親としての経験がない人

もちろん、すべての人がそうであるわけではありませんが、特定の心理的背景を持つ人ほど、チャネリングを“マウントの場”として利用しがちなのは確かです。

ヒーラーの立場から見た問題点

ヒーラーとして最も悲しく、また腹立たしいのは、クライアントが守護霊からのメッセージをぞんざいに扱い、軽視することです。

守護霊や高次元の存在は、クライアントの人生をより良くするために貴重なメッセージを届けてくれます。それをただの遊びや暇つぶしのように扱われるのは、ヒーラーにとっても、霊界の存在にとっても非常に失礼な行為です。

また、ヒーラー自身も単なる「霊的な通訳」ではなく、クライアントが正しくメッセージを受け取るための橋渡し役です。その役割を無視し、チャネリングを茶化すような態度を取られると、ヒーラーとしての使命感が揺らぐことさえあります。

軽んじるなら、受けなければいい

もし、守護霊チャネリングで受け取ったメッセージを大切にしないのであれば、最初からヒーリングセッションを受ける必要はないでしょう。

また、ヒーラー側も、クライアントが真剣にチャネリングを受け取る準備ができているかどうかを見極めることが重要です。エネルギーを読み、適切でないと判断した場合は、守護霊チャネリングを提案しない選択肢もあります。

まとめ

スピリチュアルな世界は、見えない存在との信頼関係によって成り立っています。もし、守護霊との対話を優越感やマウントの道具にしてしまうなら、それは本質的に何の意味も持たない行為になってしまいます。

ヒーリングを受ける際には、謙虚な気持ちを忘れず、受け取ったメッセージをしっかりと受け止める姿勢を持つことが大切です。そして、ヒーラーとしても、クライアントが真摯に向き合う準備ができているかどうかを見極め、必要に応じて適切なアプローチを取ることが求められます。

守護霊チャネリングは、決して“遊び”ではなく、人生を導く貴重な機会です。その価値を正しく理解し、活用できる人が増えることを願っています。

PAGE TOP
ログイン 会員登録
会員登録