室内の空気質がメンタルヘルスに与える影響を解説しています。二酸化炭素濃度の上昇は精神状態の悪化と関連し、定期的な換気が重要です。手軽に二酸化炭素濃度計を導入し、空気質を管理することを推奨しています。
室内空気質(Indoor Air Quality)という概念があります。
読んで字の如く、室内の空気の質のこと。
酸素たっぷりなのか、二酸化炭素マシマシなのか、はたまた別の何か(ウィルスや細菌、カビ、化学物質、粉塵、ホコリなど)が漂っているのか。
人が生活する上でどのくらい空気質が良いのが望ましいかは各国で基準があり、日本だと建築物衛生法にある「建築物環境衛生管理基準」が相当します。
ただこちらの基準は建築をメインにしており、ホルムアルデヒドが〜、、、と有害物質に重点が置かれている印象ですが。
まぁでも身近なところでいうと、まずは二酸化炭素でしょう。
ちょうどコロナ禍のときに流行りましたよね? 室内の二酸化炭素濃度を測る機械。
飲食店などでよくカウンターの片隅に設置してあったりして。
まずは、そこから。
Amazonで安いものだと千円台から買えます。
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よほどインチキでなければ、そこまで精密でなくていいと思います。あくまで目安として。
これが、侮れない。
私はまさにコロナ禍のときに(本気で心配したというより、流行りに乗ってふざけて)購入しておいたものの、すぐ面倒になってお蔵入りにしてました。
が、先日の大掃除の際にあらためて設置してみたら。
メンタルの良し悪しと二酸化炭素濃度が見事に一致
(二酸化炭素濃度が高くなるとメンタルが悪くなるという反比例関係)
するんです。
もちろん、重大な悩みでご飯も喉を通らない……というようなケースは別ですが。
これといってなんてことはないふうのとき、ちょっと何かをしようかなと思っても面倒で数秒が過ぎるか、パッと立ち上がれるかの違い。
何かを考えようというでもなく自動思考としての雑念がよぎりまくりのとき、その雑念がポジティブなものかネガティブなものか。
ほんの些細な違いと思うかもしれませんが、この些細な違いが日常的にチリツモなわけです。
ドラクエでいうと、どくにおかされたまま治さずフィールドを歩いている感じ。
HPたっぷりのレベル高いキャラクターなら死にはしないけど、地味にマイナスだし、あの音というかのエフェクトがかかり続けるのが不快(ですよね?)。
なんでもそうかもしれませんが、ちょっとしたプラスとちょっとしたマイナスのどちらになるかという境界線が、何事にもあると感じています。
それは商売でいう損益分岐点のように、それこそ室内空気質にもあるな、と。
スピリチュアルに傾倒する人は、なんでもかんでもスピリチュアルのみに視野を限定しがちで肉体のことをおろそかにしがち、という傾向がわりとあるかと思いますし私もそのケがむんむんなのですが。
やはり物理を侮るべきではない。
だって、部屋の空気は目に見えないけれど、これって熱帯魚など水槽にいる魚にとっての水ですからね。
水質が悪い水槽の中にいる魚の健康状態が良いはずがない。
人間だって、空気質が悪い部屋の中にいたら、体調にせよ精神衛生状態にせよ、良いはずがないんです。
でもって悪化したら換気。
窓を開けさえすればいい。
(ここでも外気が非常に汚染されていて窓を開けられないという過酷な住環境の人は申し訳ありませんが除外します。普通に窓あければ換気ができる家にいる人を想定)
こまめな換気。
ね? 小学校とかでも休み時間に先生が気を利かせたりして、やってたでしょう?
ああいう基本、おろそかにしちゃならんのですわなぁ。(☜ひとりよがり納得、乙)