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コラム

宇宙の実験場としての悪 ー スピリチュアル的視点から見る世界の真実

要約:
宇宙は創造主の偉大さを認識するため、善悪の対立を生み出した。現代は「カリユガ」の時代で、悪が現実化しやすい。悪を劇場の演目として俯瞰する視点が必要で、人々は異なる世界線を選択しつつ進化している。

ポイント:
宇宙の創造の目的 – 善悪の対立を通じて創造主の偉大さを認識する。
カリユガの時代 – 現代は霊性が衰え、悪が顕現しやすい時代。
劇場の外の視点 – 悪の出来事を俯瞰し、感情的にならず超然とすることが重要。
世界線の分岐 – 各人が異なる現実を選択し、集合意識の一体性が崩れている。
新時代のスピリチュアル観 – 従来の善行重視の考えでは適応できず、高度な視座が求められる。

善悪を超えた宇宙の設計

スピリチュアルの世界には、宇宙は元々一体の創造主が「その偉大さを認識するために」分裂し、対立や多様性を生み出したという考え方があります。この観点からすると、いわゆるビッグバンもまた、創造主が自らを鑑賞するための現象の一部だったとも言えます。

宇宙の進行計画という概念に従えば、現実世界には多種多様なあり方が顕現することが求められます。それには、戦争、虐殺、人間同士の争いといった「悪」とされる出来事も含まれています。

悪が栄えるカリユガの時代

現在の時代は「カリユガ」と呼ばれ、霊性が衰え、魂が眠りについている時代です。霊性が覚醒していれば到底実現できないような「悪」が次々と現実化し、その存在が浮き彫りになっています。

最近の世界情勢を見れば、その証拠は明らかです。コロナ禍以降、多くの国際的な陰謀や隠されていた事実が暴露され、これまで権力を握っていたテレビ局や大企業すら、その正体を暴かれ崩壊の危機に瀕しています。

表面的に見れば、これは「神も仏もいない世界」に感じるかもしれません。しかし、スピリチュアルな視点では、この混乱もまた創造主の「偉大さ」のバリエーションの一つであり、人類はそのチャンスを利用して「悪」の形で現実を創造するやり方で創造主の意向に貢献しているのです。

善悪を超えた視座を持つことの重要性

伝統的なスピリチュアル信奉者にとって、こうした視点は受け入れがたいかもしれません。しかし、これからの時代においては、このような広い視座を持つことがスピリチュアル実践者には必須となります。

どれほど「悪」が展開されようとも、それは一つの劇場で上演される演目に過ぎません。その劇場の外には別の現実があり、その世界はまた異なるルールに従って存在しています。この悟りこそ、これからのスピリチュアリストに求められる視点なのです。

超然としたスピリチュアル的奉仕

高度な霊的視野を持つ者たちは、親犬が仔犬のじゃれ合い(お互いに噛んだり引っ掻いたりという傷つけ合いをする中で適度な甘噛みの強さを学習するなど、犬なりのコミュニケーションを獲得する)を静観するように、この世の出来事を冷静に見守ることができます。
そして今は20世紀頃までとは異なり、悪を実行する人々と、それを避けようとする人々の間には、エネルギー的な世界線の分岐が生じるように世界の運行ルールがバージョンアップしています。
(ものすごく呑気な人は、このことにも気づかないようですが)

この時代、人々はもはや一つの共通の現実を生きていません。かつてのように、紅白歌合戦の視聴率が国民の大半を占めるような集合意識の一致は崩れ去りました。各々が自らの意図に基づき、それぞれの世界線を選択する時代となったのです。

霊的にも、(量子力学を含む現代ではまだ解明されていないルールも視野に入れれば)科学的にも、かつてとは異なる現実が展開されており、私たちはその変化に適応することが求められています。

新時代のスピリチュアル観とあなたの選択

この記事の内容を「理解できない」と感じるか、「やっぱり」と安堵するかは、人それぞれでしょう。しかし、これまでのような「善行を積めば天国へ行ける」「来世は良くなる」という単純なスピリチュアル観は、時代遅れとなるでしょう。

これからの時代は、よりシビアで高いハードルが求められる時代です。あなたは、この新たなスピリチュアルの視点を受け入れ、どのように生きるでしょうか?

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