諦めずにヒーリングを続けてきた理由 emiさんインタビュー

ベルガマヒーリングフェスタ2022でセッションを提供されるemiさんは、元々何かが超感覚的に見えたり聞こえたりすることはなかったといいます。

そんなemiさんがいかにしてヒーリングに出会い、どのような変化を体験していったのか。そして、これまで諦めずにヒーリングを続けてきた理由は何なのか。今回、emiさんにインタビューしてお話を伺いました。

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プロフィール

愛知県在住。美術を学び、事務職で働いている時にヒーリングに出会いました。漫画、美術、映画、ミカンが好きです。最近古武術習ってます。

ヒーリングには不思議と抵抗がなかった

ーー本日は、ベルガマヒーリングフェスタ2022でヒーリングセッションを提供されるemiさんにインタビューをしていきたいと思います。最初に、簡単に自己紹介をしていただいてよろしいでしょうか。

emiさん(以下、敬称略):emiと申します。愛知県在住で、普段は夫の仕事の事務や経理を手伝っています。

ーーありがとうございます。早速ですが、emiさんとヒーリングの関係について色々とお話を伺っていこうと思います。ヒーリングに出会われたのは何年頃ですか?

emi:2013年なので、もう9年も経っているんですね[編集注:2022年時点]。その頃は一般の会社の事務職で働いていました。

ーーいわゆる霊感などは元々おありだったのですか?

emi:いえ、全くです。

ーー霊感はなかったとのことですが、一体どんな経緯でヒーリングに出会われたのでしょうか?

emi:ヒーリングに出会った頃、体調が悪い時に整体やマッサージによく行っていました。その時、ネットで検索して、整体とシータヒーリングを組み合わせたセッションをしている方を見つけました。「不思議だな」と思いながらも、良くなっている実感が確かにあったので、その方から定期的に整体をしてもらうようになったんです。

ーーヒーリングと聞いて「怪しい」とは思いませんでしたか?

emi:それが、思わなかったんです(笑)。鳥取の地方出身ということもあるからか、仏教や神道は身近でした。水木しげるの出身地なので、妖怪についてもよく耳にしました。だから、「不思議だな」とは思いましたが、抵抗感は別にありませんでした。

あとは、そのヒーラーさんはフラットな感じで接してくれたので、抵抗感なくスッと入っていけたのもあると思います。

ーーそんな出会いをきっかけに、どのようにしてヒーリングの世界に踏み込んでいかれたのか教えてください。

emi:そのヒーラーさんが「シータヒーリングのセミナーをするよ」と仰っていて、そのセミナーに思い切って飛び込みました(笑)。

ーー思い切りましたね(笑)。セミナーを受講してみてどうでしたか?

emi:面白かったです。「本当に何か観えるようになるのかな?」という思いは正直あったのですが、どうやってリーディングするのかなどを色々と教えてもらえて、とても楽しかった記憶があります。

単に感情を浄化するだけの段階から、より深い原因にアプローチする段階へ

ーーヒーリングのセミナーを受講した後は、何か変化がありましたか?

emi:シータヒーリングを習ったばかりの頃は、細かなリーディングやヒーリングをするというよりは、シータヒーリングで言う「創造主のエネルギー」[編集注:ありとあらゆるものを構成する根源のエネルギーのこと]につながることばかりをしていました。

創造主のエネルギーにつながりながら思いを巡らせることをしていると、なぜだかうまく行くことが多くなりました。倍率が高かった就職先に内定が決まって驚いたことがありましたね。

だんだん体調も良くなっていきましたね。きっと、色々溜まっていたものを出しやすくなったんだと思います。なので、ヒーリングを習ってからはあまり整体には行かなくなりました。

それから、自分の中の整理を自分でできるようになっていきました。

ーー「自分の中の整理」とは具体的にはどういうことでしょうか?

emi:私は元々、1人で悶々と考え込んでしまうタイプでした。でも、創造主のエネルギーにつながりながら考え事をしていると、創造主からのメッセージが降りてきます。そこで創造主と対話していると、だんだんと自分の考えが整理されていくんです。

また、普通に生活している中でも、文章や映画の一節が光って見えて、それが今の自分に対するヒントやメッセージになっているということがよく起こるようになりましたね。

ーーありがとうございます。そんな習いたての段階から、emiさんはどのようにステップアップを遂げていかれたのでしょうか?

emi:最初はとにかく、その場で湧いてきた感情を消すことばかりをやっていました。その頃の自分は怒りっぽくって、何かトラブルが起こるとすぐ「誰かが悪い」と責めたくなってしまっていました。そうした嫌な気分をとにかく浄化するということをやっていましたね。

でも、湧いてきた感情を浄化しても、同じようなトラブルが依然として何回も起こるということを体験しました。創造主と問答をしているうちに、「これは自分が望んだから起こっているんだ」ということがだんだんと分かるようになっていきました。「それなら、なぜ私はこの出来事が起こることを望んだのか?」ということを見つめて、その原因を解消すると、同じような出来事がパタっと起こらなくなりました。

今お話ししたように、単に湧いてきた感情を浄化するだけからスタートして、もっと深いところまでアプローチするように進んでいきましたね。

ーーこれはヒーリングを習いたての方には特に参考になるお話だと思います。具体的なエピソードをもっとお聞かせいただけませんでしょうか?

emi:これはつい最近のことなのですが、病院でお医者さんに診察してもらうたびに「本当は別の治療法がいいんだけどね」と嫌味を言われていました。「なぜこんなことが起きているんだろう?」というところを掘り下げていったら、「私はこの先生に反論したいと思っていて、だからこの出来事が起こることを望んでいたんだ」と分かりました。それに気づいたら、それ以降その先生にもう嫌味を言われなくなりました。よく言われるように、やはり現実は自分が作っているんですね。

決して諦めないことが重要

ーー初めてヒーリングを習われてから9年が経ちましたが、その間、emiさんに何か変化はありましたか?

emi:シータヒーリングを学んだ後は、マルチプルアバンダンスやマイティピュリフィアなど色々なヒーリングメソッドを学んできました。

繰り返しになりますが、ヒーリングを習った当初は「自分が正しくて、相手が間違っている」とつい思ってしまい、すぐ文句を言うということをやってしまっていたと思います。「私が嫌な気分になるのは周りのせいだ」と思ってしまっていました。

でも、ヒーリングを実践していくうちに、「こんな嫌な気分になる出来事でも、結局は自分が望んで起こしていたんだ」と認めざるを得なくなりました。もう言い訳ができなくなったとでも言いますか……。自分の中を見つめていくと、自分が自分でドラマを作っていることが見えてくるんです。それを解決すると、だんだん嫌な人が現実に現れなくなっていきました。これが最大の変化だと思います。

ーー今、「言い訳ができなくなった」というお話がありました。「そのまま言い訳を言っていたい」「やっぱり他人を責め続けていたい」と思ってヒーリングをやめてしまうことだって実際にはできたと思うのですが、なぜemiさんはそれでもヒーリングを続けたのでしょうか?

emi:そうですね……。「ここでやめてしまったら恥ずかしい」と思ったからです。

ーーそれはどんな恥ずかしさですか?

emi:自分に嘘をついて言い訳を言い続けるのは、楽といえば楽ですが、「でも、それは嘘だよね」と分かってしまっているわけです。ですから、ここでやめてしまうのは恥ずかしいと思いました。嘘だと分かってしまったからには、解決する方に進もうと思ったんです。

私にもまだまだブロックがありますし、停滞することだってあります。でも、解決することを諦めてしまったら、それは「誤謬と幻想の中で生きていきます」と宣言するようなものです。

たとえ他の方と比べて自分はヒーリングが上手くできないのだとしても、決して諦めないことが重要だと思っています。

ーー諦めずにヒーリングを続けてこられたemiさんにとって、ヒーリングの良さとはどんなところにありますか?

emi:「誰かに頼らなくてもよくなる」ということでしょうか。自分で歯磨きを覚えれば、自分で歯のケアができるようになるというのに似ています。もちろん他のヒーラーさんに頼る時もありますが、基本的には自分で自分の面倒を見ることができるようになります。

これまで「創造主」という単語を出してきましたが、創造主に話を聞いたとしても、結局どうするかは自分次第です。宗教とは違って、ヒーリングはとにかく自分次第です。

もっとヒーリングが普通のことになっていってほしい

ーーベルガマヒーリングフェスタ2022では、マルチプルアバンダンス体験セッションマイティピュリフィア体験セッションをご提供いただきます。セッションに興味を持たれている読者の方に向けてメッセージをお願いします。

emi:マルチプルアバンダンスも、マイティピュリフィアも、エネルギーに触れていくうちに自分の本音がだんだん分かってきます。「自分はこんなことを考えていたのか」という意外な面を発見することもあるかもしれません。こういう体験をぜひ楽しんでほしいと思います。

私自身はこれまで、人間関係について悩んだり、「なんで自分はこんなに怒りっぽいんだろう」と悩んだりしてきました。同じ悩みを持った方に特に来ていただければと思います。

ーー最後に、ヒーリングに対する思いをお聞かせいただけますでしょうか?

emi:ヒーリングをできる人がもっと増えたらいいなと思っています。ヒーリングができれば、自分で自分の調子を整えることもできますし、願望実現に役立てることもできます。しかも、自分だけでなく、周囲の人もうまくいくようにお手伝いすることもできます。もっとヒーリングが普通のことになっていってほしいと思いますね。

(聞き手:ベルガマヒーリングフェスタ2022事務局・K)


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