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コラム

「成功してもいい思いができるとは限らない」——それでもあなたは頑張れるか?

「努力は実る。でも報われるとは限らない。」

これは厳しいようで、真実だ。

筋トレを続けてマッチョになった。
ダイエットを成功させてスリムになった。
英語を猛勉強してペラペラ話せるようになった。
資格試験に合格した。

その瞬間は「やった!」と思うかもしれない。
けれど、ふと街を歩けば、誰もそんなことには気づかない。

すれ違う人にとっては、たまたまマッチョな人がいた、たまたま痩せている人がいた、それだけのこと。
英語力や資格なんて、そもそも目には見えない。
だから、英語を話さない場面では何の印象も持たれないし、話したところで「へえ、すごいね」と軽く流されて終わることもある。
むしろ、場合によっては嫉妬されることすらある。
あるいは、その程度の「成功」なんて、そのへんにゴロゴロいる。

成功したのに、思っていたような薔薇色の人生にはならない。たいした変化は起こらない。
「こんなに頑張ったのに?」とがっかりする人もいるだろう。

「成功すれば人生が変わる」という幻想

世の中には、自己啓発の本やYouTubeチャンネルがあふれている。
「継続は力なり」
「嫌でも続ければ、いつか大きなご褒美がある」
「成功すれば人生は変わる」

これらは本当かもしれない。
けれど、そこにはある前提が抜け落ちている。

「成功しても、それだけでは何も良いことが起こらない可能性もある」

どんなに努力してものすごい結果を出したところで、あいかわらずモテないままのこともある。
英語ができるようになっても、それを活かした高収入の仕事が見つからないこともある。
目標を達成したのに、想像していたような「ご褒美」はどこにもないことだってある。

それでも、あなたは頑張れるか?

多くの人が「成功したら人生が変わる」という夢を見て努力する。
けれど、本当に大切なのは、「何も変わらなくても頑張れるか?」 ということだ。

目標を達成しても、劇的な変化は起きないかもしれない。
それでも、自分自身が「やり遂げた」という事実だけは変わらない。
それをどう受け止めるかが、本当の意味での成功を分けるのではないか。

「成功したのに、ただそれだけだった」
そんなときに、あなたはどう思う?
それでも続けられるか?

もし「はい」と言えるなら、本物の努力ができる人なのだと思う。

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