1. スピリチュアルで人生好転!でも次に欲しくなるものは?
スピリチュアルヒーリングや自己啓発を通じて人生が好転し始めると、より良い環境や人間関係を求めたくなるのは自然なことです。「もっと幸せになりたい」「より良い人たちと関わりたい」という願望自体は健全であり、むしろ成長の証とも言えるでしょう。
しかし、この段階で生じる矛盾や都合の良さに気づいているでしょうか?
2. 自分の欠点は棚上げのまま、ハイスペックな人と付き合いたい?
自分の人生が少しずつ好転し、自信も少しずつ芽生えてきた。そんなとき、「今よりワンランク上の人と関わりたい」と思うのは自然なことです。しかし、多くの場合、自分の欠点や未熟さを見直さないまま、ただ「より成功した人たちと付き合いたい」と願う傾向があります。
- 「自信はないけど、実力はついてきた」
これはある意味で謙虚さの演出ともなり得ますが、実際にはどっちつかずのポーズに過ぎないことも。 - 「出来が悪い自分」を理由に期待値を下げる
「私はダメ人間だから…」と自称することで、周囲の期待を下げ、失敗しても許される環境を作っていませんか?
3. 言葉と本心のズレは、もはや邪魔でしかない
昔は「実力があっても謙虚であること」が美徳とされていました。しかし、今の時代、曖昧な言葉遣いや過度な遠慮は、周囲にとって単なる負担となることもあります。
- ストレートな表明が求められる時代
「これだけのことをやってきて、こうなりたい」と明確に言える人の方が、周囲も関わりやすい。 - 相手の時間や労力を奪わないコミュニケーション
深読みしなくても伝わるシンプルな表現が、スマホ時代には求められています。
4. 「ダメ人間でいること」はラクだけど卑怯
自分をダメ人間と称することで、
- 期待値を下げられる
- 失敗しても「だから言ったでしょ」と開き直れる
- 傷つかずに済む
こうした戦略は、一見自分を守るために有効かもしれません。しかし、それでいて「自分よりハイスペックな人と付き合いたい」と願うのは、あまりにも都合が良すぎるのではないでしょうか?
成功者たちは、そうしたずるさを敏感に察知します。結果として、彼らとの関係が深まることはないでしょう。
5. 望むステージに相応しい自分になる
もし今よりも高いステージの人たちと関わりたいなら、自分自身もそのステージに相応しい存在になる必要があります。
- 高みを目指す人たちは、それ相応の努力と覚悟を持っている
- 対等な関係を築くためには、自分もそのレベルまで成長し続ける必要がある
ハイスペックな人たちと本当に関わりたいなら、「私はダメ人間だから…」という言い訳を手放し、自分自身をアップデートし続けることが必要なのです。
まとめ
「私はダメ人間だから」と言うのは、もはや美徳ではありません。それは単なる言い訳であり、甘えです。
ハイスペックな人と本当に対等に関わりたいなら、自分自身がそのレベルに到達し、努力し続ける覚悟が必要。成長し続ける者同士だからこそ、本当の意味での尊敬や信頼が生まれるのではないでしょうか。