30代でのどん底からの回復
30代で痛風を進行させるような生活を続け、まともに立って歩けないレベルまで身体能力が低下しました。若いはずの30代にもかかわらず、まるで老人のように動けない自分に慣れ、低下した運動能力を受け入れていたのです。
しかし、これは一種の「老化実験」でした。自らを実験台にして、衰えた体がどうなるかを試していたのです。結果、「なるほど」と理解した後、次に待っていたのは回復への道でした。
5年以上かけたリハビリの日々
落ち込んだ身体機能を元に戻すには、無理をせず慎重にリハビリを続ける必要がありました。5年以上かけて、ようやくまともに立ち、歩き、座れるようになりました。40代後半に差し掛かってからの回復ですが、あの絶望的な状態から戻れたこと自体が大きな収穫です。
フルタイム勤務と超人化
ある程度まで回復したところでリハビリから「それまでよりも強い心身を」と目標のハードルを上げてフルタイム勤務を取り入れ、食事や睡眠、姿勢に配慮する生活を続けた結果、5時間の熟睡で完全に疲労が回復し、丸1日ハードな頭脳労働や肉体労働でもバテない体力が身につきました。
20代の頃のように、仕事の後でもプライベートに全力を注げる体力が復活し、驚きました。
体力が充実した先に見えたもの
若い頃のように注意力が散漫になることも減り、時間を有効活用できるようになりました。
SNSやYouTubeといった時間泥棒になりがちな娯楽も、目的を持って活用できています。
体力が充実すると、フルタイム勤務でも自分の時間を奪われているように感じなくなり、むしろ私生活がより充実しました。
体力がすべてを支えている
結局、精神力や心理状態も体力があってこそのものだと痛感しました。どんなに忙しくても、体が元気であればストレスも疲労も軽減され、余裕を持って過ごせるのです。ようやく、大人としてのスタート地点に立てたのかもしれません。
充実した日々を楽しむ
この先、どれだけ体力が続くかはわかりませんが、少なくとも今は充実感を持って日々を過ごしています。「大人として自分を誇れるようになった」と思えることを、残りの人生の糧にしていきたいと思います。