私たちはこの世界に、ただ生きるためだけではなく、「霊的成長」のために生まれてきています。しかし、多くの人は日々の生活の中で、無意識のうちに楽な道を選びがちです。変化を恐れ、同じルーチンを繰り返し、成長することを避けようとする傾向があります。しかし、宇宙はそんな私たちをそのままにはしておきません。
気づけば「嫌なこと」が次々と起こる——それは決して偶然ではなく、あなたの内なる神(ハイヤーセルフ、魂、宇宙意識)があなたに送る成長のメッセージなのです。
エネルギーを持て余すと「嫌なこと」が起こる
人生が何となくスムーズに流れているとき、人はつい怠けてしまいます。やるべきことがあるのに先延ばしにしたり、魂が求める挑戦を避けたりしていると、エネルギーが滞ります。その結果、現実世界において次のような「問題」が発生します。
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エネルギーが余っているときの現象
例えば、特に何の目的もなくダラダラと過ごしているとき、不思議と「トラブル」が増えます。家の設備が突然壊れたり、思いもよらない厄介ごとが降ってきたり、動物が庭を荒らしたり…。これは余ったエネルギーが無意識のうちに現実に作用し、「何かをしろ」というサインを送っているのです。
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行動のルーチンが霊的成長につながっていないときの現象
たとえば、仕事で疲れ果てているのに、まったくやりがいを感じない場合。これは単なる消耗であり、霊的成長につながるような学びではない。そんなとき、たとえば突然の大病に見舞われて会社勤めが続けられなくなることがあります。これは強制的に人生の方向を修正し、より本質的な学びへと導かれるためのサインなのです。
「嫌なこと」は、魂が選んだ最適な学び
私たちの内なる神(ハイヤーセルフ)は、常に最も成長につながる道を選びます。それが、私たちにとって「嫌なこと」として現れることが多いのです。しかし、重要なのは、それらの出来事は 今のあなたにとって最も価値のある学びであり、しかも、あなたが確実に乗り越えられるもの だということです。
負けるか、乗り越えるかは 自分の決断 にかかっています。失敗するとしたら、それは「自分でそう決めた」から。ほとんどの人は、「自分が負けを選んだ」という事実を受け入れたくないので、「環境が悪い」「運が悪い」と言い訳してしまいます。しかし、本当はすべて 自分の霊的成長のために起こっていること なのです。
すでにいっぱいいっぱいのときは、これ以上のトラブルは起こらない
ここで興味深いのは、すでに 限界まで大変なときには、それ以上のトラブルは起こらない ということです。これは、宇宙が私たちのキャパシティを理解している証拠。逆に言えば、「嫌なこと」が増えるということは、「まだ余裕がある」ということでもあるのです。
つまり、「嫌なこと」が多いときは、「まだ霊的成長の余地がある」「やるべきことをしていない」と考えるべきなのです。
霊的成長に向けて積極的に生きると、嫌なことは起こらない
では、どうすれば「嫌なこと」が起こらない現実を創れるのでしょうか?答えはシンプルです。
自ら成長の道を選び、ワクワクする挑戦に進んで取り組むこと。
つまり、「嫌なこと」によって無理やり成長させられるのではなく、 自分で学びに向かう生き方をするということです。
・新しいことに挑戦し続ける
・やりがいのあることに全力を注ぐ
・怠けずに、毎日を充実させる
・魂が求める方向へ進む(やりたいこと、直感が向かう方向へ)
こうして 常に成長のエネルギーを循環させていると、「嫌なこと」が起こる必要がなくなるのです。
(注:単に頭で考えた『これがきっとワクワクするから霊的成長にとってもベストなのであろう』という判断が違っている場合もありますし、一時期は合っていても学び終えたり次のステージに行く段階が来ると調子が狂ったりなぜかもう楽しめないなどで気づく羽目になります)
まとめ:積極的に成長すれば、トラブルは不要になる
「嫌なこと」は、霊的成長のためのメッセージであり、あなたに必要だからこそ起こっています。しかし、それは あくまでも、成長を促すためのサイン であり、自ら積極的に成長の道を歩めば、わざわざトラブルが起こる必要がなくなります。
もしあなたが今、「なんでこんなことが起こるんだろう?」と思うような出来事に遭遇しているのなら、それは 内なる神が望む最優先の学び なのだと受け入れてみてください。そして、その状況から何を学べるかを考え、前向きに乗り越えることを決意しましょう。
そして次は、 「嫌なこと」に頼らずとも成長できる生き方へシフトする のです。自分の成長につながるワクワクすることにどんどん挑戦し続けることで、人生は驚くほどスムーズに、楽しく、充実したものになります。
宇宙のルールはシンプルです。成長し続ける人に、無駄なトラブルは起こらない。
この法則を活かし、常に「今の自分を超える」生き方を選択していきましょう。